父親である先代から、ほしの家石材店を引き継いで十年余りが過ぎました。私たち石材店の仕事とは、単に建墓して終わりというものではありません。石のいのちが永遠であるように、ほしの家石材店が存在するかぎり、アフターサービスの期間も永続していきます。子から孫へと、何世代にもわたってお客さまの『思い』をつなぐお手伝いだと考えています。

しかし、最近では無縁社会化しているように、家族をはじめ人と人との絆が希薄になり、お墓に思いを込めるお客さまもずいぶんと少なくなったように感じています。

今まで、二千基以上のお墓づくりをお手伝いさせていただきましたが、建墓されたお客さまから「いいお墓を建てていただいて、故人もよろこんでいると思います」そう言っていただいた日のことを、晴れ晴れとしたお客さまの表情を忘れることはありません。

—いいお墓をつくることができて良かった—

お墓づくりを通して、お客さまに納得していただき、笑顔になっていただきたい。創業50年あまり、ずっと変わることなく受け継がれてきた私どもの信念です。もう一度お墓づくりの原点に立ち返り、お客さまに喜んでいただけるお墓づくりのお手伝いをしたい。

この春、志あらたに、ほしの家石材店はリニュアルいたしました。
今まで一方通行だったお客さまとのご縁を、お客さま同士のご縁につなげたい、お墓づくりを通して、人と人とがつながりあえる、そんな「輪」をひろげていきたい。そして、お客さまの人生のひとときがより豊かになるようなお手伝いさせていただきたいと思っています。

これからのほしの家石材店にぜひご期待ください。